1.浙江省衛生庁は15日、同省紹興県の男性について、鳥インフルエンザA(H7N9)の感染を確認したことを発表しました。浙江省では4月末以来となる新たな感染確定症例となります。発表の主要点は以下のとおりです。
患者は劉某、男性、35歳、会社職員。居住地は浙江省紹興県。今月8日、紹興県の某衛生院で受診し、今は紹興の某病院で治療中。
浙江省の疾病予防コントロールセンターにより鳥インフルエンザA(H7N9)のウイルス陽性が確認され、浙江省の衛生庁の専門家チームが臨床症状などと併せて検討し、感染の確定診断を行った。
現在、患者の病状は重く、病院が積極的に治療を行っている。今回の患者は、4月末以来となる浙江省での新たな感染のケースであり、浙江省衛生庁は全力を挙げて救命活動にあたる。
2.現時点において、中国本土における鳥インフルエンザA(H7N9)の感染者数は、上海市、安徽省、江蘇省、浙江省、北京市、河南省、山東省、江西省、福建省、湖南省、河北省、広東省の2市10省の計136名(上海33名、安徽4名、江蘇28名、浙江47名、北京3名、河南4名、山東省2名、江西省6名、福建省5名、湖南省2名、河北省1名、広東省1名)となり、そのうち、死者は45名(上海16名、安徽2名、江蘇8名、浙江9名、江西1名、河南1名、湖南1名、河北1名、場所不明6名)となりました。
※上記感染者数には、臨床症状がなかった北京市の男児の感染例1例が含まれています。
※中国国家衛生・計画生育委員会の最近の発表では、省・市別の感染者数、死亡者数の発表を行っていません。したがって、上記の死亡者等の数字は、各省の衛生部局がそれぞれ発表したことが確認されたものを集計して算出しています。また、同委員会の最新の発表(10月11日)では、9月末時点で感染者134名、死者45名、回復87名とされています(注:上記注意書きの北京の男児の感染例については、同委員会は感染数に含めていません)。
4.また、在上海日本国総領事館ホームページに関連情報が掲載されていますので、 ご参照下さい。
http://www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp/life/new131015.html
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